GT FISHING MALDIVES 2019


【1日の始まり】

パールウィンの朝は忙しい

 

 

朝食を作る スピードボートの準備

 

 

明るくなったタイミングはクルーの1日のはじまりだ

 

 

音に気が付いく

 

 

僕たちは起床する 

 

 

支度が済んだ者から階段を上りリビングへ 

 

 

グッモーニン!と低い声でシェフがあいさつをしてくれる

 

 

あいさつをかわした目の前ではシェフが作りたてのパンをオーブンで焼いている 

 

 

ここでパンを作ってるの?最初はだれもが目を疑う

 

 

とても香ばしい薫りが船内をうめる

 

 

朝食への期待感に胸躍らせ釣りの準備にいそしんでいると

 

 

「COFFEE or TEA?」とお世話係のクルーがきいてくる

 

 

毎日の日課だ

 

 

COFFEE PLEASE

 

 

朝からアツアツのインスタントコーヒーが出てきた

 

 

最初は暑い気温なのにと戸惑うが

 

 

熱い飲み物が美味くかんじてします

 

 

一気に飲み干し目が覚めた

 

 

「ごはんだよー」とクルーの日本語が響く

 

 

おまちかねの朝食だ

  

 

目玉焼き、フレンチトースト、焼き立てのクロワッサン、見たことのないヌードル

 

 

朝から豪華

 

 

ぱっと見でお腹が膨れてしまいそうな量だ

 

 

またたべすぎてしまった

 

 

初日から毎日この言葉を発せずにはいられないほど飯がうまい 

 

 

インスタント臭が強烈なマンゴージュースもこの環境では美味く感じる

 

 

【午前GT開始】

さて腹ごしらえを済ませたらすぐにGT!

 

 

パールウィン流だ

 

 

スピードボートとマザーボートに別れて2艇体制でGTを狙う

 

 

最初は体力を温存したいならマザーボートへ

 

 

朝から全力で投げ切りたい者はスピードボートへ乗り込む

 

 

あとは言葉で言うまでもなくモルディブの海原が迎えてくれる

 

 

釣果を狙うのではなく環境を楽しむ

 

 

景色を眺める  考えるのではなく感じる

 

 

まさにそれがぴったりな場所である

 

 

午前中仲間たちの釣果はどうだったのか

 

 

それはこの海ではそれほど重要ではない

 

 

 

【昼食から昼休み】

そろそろ昼食の時間が近づいてきた

 

 

ボートを横付けし午後に備えて英気を養う

 

 

昼食のメニューはフライドポテト、ピザ、ナポリタン、サラダである

 

 

毎日の食事に飽きが来ないよう

 

 

絶妙なタイミングでシェフの料理は国籍を越えて冴えわたる

 

 

昼食後にクルーもお昼を取る

 

 

我々にはしばしの休憩タイムが与えられる

 

 

シュノーケリング

 

 

ライトタックル

 

 

昼寝

 

 

なんでも許される

 

 

 

【午後GT開始】

午後GTの時間である

 

 

各自どちらかのボートに乗り込み戦闘開始

 

 

今日の釣果はどうだったのか

 

 

悔しい想いをした者もいれば

 

 

ハッピーな気持ちで終えられた者もいるだろう

 

 

しかしどちらもモルディブの夕日が迎えてくれる

 

 

この日二度目の「COFFEE or TEA?」

 

 

疲れた身体には熱い飲み物が合う

 

 

夕方はTEAだ

 

 

セイロンティーを期待するも

 

 

リプトンのTEAパックだった

 

 

しかしそれもいつもの数倍美味いのだ

 

 

 

【夕食タイム】

シャワーも済ませのんびりしていると

 

 

おまちかね「ごはんだよー」の時間だ

 

 

今晩のメニューは白ご飯にチキンカレーだ

 

 

前日釣れたアオリイカの刺身も醤油と共に並んでいる

 

 

カツオだしベースの和風スープと和風ドレッシングのサラダ

 

 

そしてなぜか福神漬けまで出てきた

 

 

とにかく飯がうまい

 

 

今日も又食べ過ぎてしまった

 

 

でもなぜかやめられない

 

 

海の上だからなのか

 

 

シェフの料理がそうさせるのか

 

 

モルディブの空気がそうさせるのか

 

 

これはずっとこれからもわからない

 

 

 

【ナイトフィッシング】

本来ならこれで一日は終わりを迎えるのだが

 

 

パールウィン18時半、集魚灯に火がともる

 

 

ナイトフィッシングの幕開けである

 

 

まずは小手調べにスーパーライトジギングで遊ぶ

 

 

最初のフォールから強い当たり

 

 

ヒット後もドラグを何回も鳴らす

 

 

メアジの40センチサイズが入れ食いだ

 

 

次に強烈な当たりがロッドをバットからしならせる

 

 

ギンガメアジの群れが集魚灯につられてやってきた

 

 

3~5㎏ほどありそうなギンガメアジが釣っても釣っても釣れる

 

 

おもむろにライトキャスティングでトップを投げてみると

 

 

なんと暗闇の向こうでギンガメアジが見事にバイト

 

 

夜の海にややヘビーなドラグ音が鳴り響く

 

 

スーパーライトの釣果にはジグを切っていく歯物系が現れた

 

 

カマスの群れがあたりを覆い尽くし始めた

 

 

刻一刻と様変わりする夜の海

 

 

やや当たりがおさまったと思ったタイミングで

 

 

大きな黒影が船の下を泳いで行くのが見えた

 

 

すかさず釣れたカマスを背掛けにしてGTタックルで泳がす

 

 

カマスの泳がせ投入後わずか数分

 

 

ステラ14000のドラグが夜の海に鳴り響いた

 

 

クルーも仲間もみんなで大騒ぎだ

 

 

夜の海で格闘すること10分

 

 

25㎏のイソマグロが釣りあがった

 

 

何とも言えない余韻

 

 

朝からずっと楽しいのだ

 

 

釣りってこれほどまでに楽しいのか

 

 

と思うくらい幸せな1日だ

 

 

夜釣りで何年分の魚を釣っただろう

 

 

そろそろさすがに疲れてもくる

 

 

あまり夜更かししたら明日へのGTに支障をきたす

 

 

もう寝る時間かな

 

 

ふと腕時計をみると

 

 

まだ20時・・・

 

 

日の出と共に動き

 

 

日が沈み

 

 

限界まで疲れ果てて寝る

 

 

20時に寝ても朝になるまで起きることはない

 

 

それぞれが今日出来なかったことを

 

 

翌日のテーマとして就寝する

 

 

 

そして翌朝、お世話係のクルーが「COFFEE or TEA?」ときいてくる

 

 

 

至福の1日が始まる

 

 

 

人はテクノロジーを駆使して便利な生活を手に入れた

 

 

 

それでも一部は自然であそぶ事に価値を見出して生きている

 

 

 

しかしもとを正せば

 

 

 

古代の人類は

 

 

 

現代人が価値観を見出している事こそ

 

 

 

普段の生活として 仕事として 生きていた

 

 

 

山から見る朝日

 

 

 

海で見る夕日

 

 

 

自然の生き物を 捕まえる 鑑賞する

 

 

 

現代人が楽しいと感じたり 感動して涙を流すことのほとんどが

 

 

 

もとは生活として 仕事としていたことばかりなのである

 

 

 

現代の生活は 人は 矛盾しているようにも見えるが

 

 

 

それが人の世の宿命なのかもしれない

 

 

 

船には冷房も効いていればWi-Fiもつながる

 

 

 

モルディブの沖合でこの環境は大自然とは言いがたい

 

 

 

大自然とテクノロジーの両立

 

 

 

これが現代人にとっての最も理想とする世界観であり心地よい部分なのかもしれない

 

 

 

本当に人が幸せに感じる日常って何だろうなって考えながらモルディブの海で過ごす日々はまた格別です。2月のモルディブ遠征を今からおたのしみに!

 

モリゾー